化粧品検定1級2級同時合格!その勉強法を紹介します

健康食品や化粧品に関連するお客さんと話をするにあたり、もう少し正しい知識があることを証明するために資格が欲しいなと思い、勢いで1級と2級を併願して合格しました。

その話を中心に、これから試験を受ける人に役立つかもしれない内容を紹介します。是非とも日本化粧品検定1級合格を狙いましょう!

目次

日本化粧品検定とは

日本化粧品検定は学生や一般の方、美容従事者を中心に人気を集めている資格です。試験を受けている方のほとんどが女性です。

この試験は女性が顔にする化粧品に関する知識だけではなく、入浴剤などの薬用化粧品も試験範囲に含まれるため、日常生活で正しく製品を理解するという意味ではお勧めの資格です。

テキストの構成もその道のプロ40名以上が集まって編纂されているので、ちょっとした専門書よりもわかりやすく、幅広く学べるのが特徴です。

日本化粧品検定の試験の内容

公式のHPで紹介されている試験の程度と内容は以下の通りです。下記に引用させてもらいっています。

目的内容
1級 コスメを読めるプロになる 2級・3級の内容に加え、化粧品の中身(成分など)まで理解し、活用法を提案できる、化粧品の専門家としての知識を問います。科学的根拠のある正しい知識でコスメの活用法を提案できるコスメの専門家を目指します
2級美容を語れる人になる肌悩みに応じた化粧品やメイク方法だけでなく、紫外線・食事・運動・睡眠など美肌に影響を与える要因についての基礎知識を問います。知識を高めることで、よりコスメを楽しむことができるようになるでしょう。
3級コスメの常識を知りキレイになる間違えがちな化粧品や美容の知識を問います。今日からすぐに実践できる美容の知識を学習することで、日々のスキンケアやお化粧時に思っていた素朴な疑問も解消できます

試験の程度と内容

受験料受験形式回答方式問題数試験時間正答率
3級無料だれでも可WEB試験/4択20問20分80%以上
2級6,600円(税込)だれでも可筆記試験/4択60問50分70%前後
1級13,200円(税込)だれでも可筆記試験/4択60問60分70%前後

検定のスケジュールは公式にありますが、おおむね5月と11月に行われます。

告知はこちらの検定スケジュールで確認することができます。

日本化粧品検定3級の試験内容

WEBで何度でも受験が可能ですが、受けるために個人情報の入力を何度も行わないといけないので少し面倒です。

出題される問題も数に限りがあるので、何度か受験しているうちに合格は獲得できると思います。

試験の内容は2級の範囲も一部含まれていますので、2級以上を受けようと思う人はどんな問題が出るのかを確認できるので是非とも受験をしたほうが良い試験です

日本化粧品検定3級の試験はこちらから受験が可能です。

日本化粧品検定2級の勉強方法

2級は化粧品の種類、生活習慣といった一般的な肌に関する内容も問われます。一般的な生活の知識や理科や生物で習うようなレベルの話もあったりします。

勉強をするためには、問題集と教科書が公式に発売されています。

2級3級の対策テキストはこれのみ。それ以外のテキストは発売されていません。赤いシートがついており、覚えたいキーワードが隠れる仕組みになっています。これは1級も同様です。

化粧の仕方などはファッション誌でも学ぶことはできると思いますが、体系立てて化粧品の歴史や化粧品の使い方の基本を知ることができます。

このテキストのほかに、公式の問題集があります。

勉強のために、テキストと問題集が必要かどうかという点では、あったほうが良いと思います。

私が資格を取るために、まずはテキストを読み込んで、問題集を重点的に勉強して試験に臨みました。

私はこの方法で試験は受かりましたが、体感として問題集を重点的にやったことは失敗したとおもいます。

その理由は、出題文に問題集の内容が含まれ、選択肢に問題集の選択肢がないということ。

つまりは問題集だけ丸暗記では応用が利かず、答えが探せないという状況になります。

問題集を隅から隅まで音読するくらいの感覚のほうが良いかもしれません。

ただ2級は人によっては知ってるよ~という内容も多く含むため、買わなくて受かるという人もいると思います。専門分野でない方は、体系的に学ぶいい機会なので、買って臨んだほうが良いと思います。

日本化粧品検定1級の勉強方法

当然テキストが必要です。これは完全にテキストありきの試験です。

当然のごとく、1級の試験にはテキストが必須です。テキストなしで試験を受けようと考える場合には、試験範囲が広すぎて何を勉強してよいかわからなくなります。

勉強の方法は2級と同様ではありますが、皮膚、爪、歯のモデルは確実に覚えておいたほうが良いと思います。

これまでの経験を使ったり、その時に考えても答えが出せない記憶問題だからです。

例えば、血行を良くする成分について聞かれた場合、入浴剤の話や、リップの話など複合的に知識を集結することで成分名や成分の方向性を導くことができると思います。

ところが、爪のこの部分の名前は?と聞かれたところで、知っているか、知らないかだけで回答が決まります。

確実な記憶が必要な問題となる、皮膚、爪、歯のモデルは確実に丸暗記しておくと良いと思います。

試験の事前申し込みの特典に公式想定問題がもらえることがあります。これは確実に入手したほうが良いものです。

しかし、それがそのまま出ることがないのが他の民間資格との違いで、問題集を丸覚えしても有利に働くことはありません。

問題がこんな風に出るんだというイメージをつかむものとして考えたほうが良いです。

教科書は隅々読む、成分は第二第三候補まで抑える

まとめとして、教科書は隅々まで可能な限り読む、有効成分については、第二候補まで抑え、できれば第三候補まで抑えておくと確実だと思います。

私は問題集反復を10周くらい、テキストを2週くらい読んで臨みましたが、想像以上に問題集通りで無かったので試験中かなり焦りました。焦らないためにも、テキストと問題集をバランスよくやることが大事です。

試験もお金に余裕があるなら、同日併願で、試験の雰囲気をつかんでおくのも良いと思います。

私は2級の傾向を見て、お昼休みに少しだけ1級の試験対策を行うこともできたので、試験慣れという意味でも十分な効果を発揮すると思います。

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