こんにちは。今日は洗顔料について書いてみたいと思います。
近年、スキンケア製品の中でスクラブ入り洗顔料が注目されていますが、その洗浄効果について疑問を持つ方も多いかもしれません。
本記事では、スクラブ入り洗顔料とスクラブ不使用洗顔料の洗浄効果について比較し、それぞれの特徴や適切な使い方について解説します。
スクラブの種類
研磨・スクラブ剤とは、下記のような効果として使用されます。
- マッサージ効果の増強
- 古い角質および皮脂の除去
スクラブに使用される素材
- 天然素材・・糖類、塩類、植物種子・皮、植物ワックス、顔料、繊維
- 半合成・・・繊維、植物種子
- 合成・・・・樹脂、鉱物
スクラブ剤に用いられる粉末・粒子の素材は、天然物から合成物まで様々な種類が使用されており、物質の硬さ、弾性、さらに吸着性などで研磨・スクラブ効果や皮膚刺激性に違いがあると考えられます。
スクラブ入り洗顔料の洗浄効果
スクラブ入り洗顔料は、微細な粒子(スクラブ)を含んでおり、肌表面の古い角質や汚れを除去する効果があります。これにより、肌のテクスチャーを整える効果が期待できます。
スクラブが、通常の洗顔料では落とし切れない皮膚の汚れや古い角質を浮かせて洗い落としやすくするからです。
そのため使用後は肌がツルツルになったり、くすみが取れたりという効果があります。
ただし、スクラブを含む洗顔料は摩擦という物理的な刺激によって汚れを取り去るものなので、肌が敏感な方やニキビがある方は注意が必要です。 また、使い続けることで肌のバリア機能が低下し肌荒れや、皮膚の乾燥を招く場合があります。
過剰に使うと肌を傷つける可能性もあるため、適切な使用方法を守ることが重要です。
スクラブ不使用洗顔料の洗浄効果
スクラブを含まない洗顔料は、主に洗浄成分によって汚れを落とすタイプです。 洗浄成分の種類や配合量によって洗浄力は異なりますが、肌への刺激が比較的少ないのが特徴ですね。
スクラブ不使用の洗顔料(ノンスクラブ)としては、酵素の働きにより、古い角質や毛穴汚れをさっぱり落とせる酵素洗顔などが代表的です。
一般的にはパパイン(パパイヤから抽出される酵素)やブロメライン(パイナップルから抽出される酵素)などが使用されます。
これらの酵素は、角質や汚れを分解し、肌表面をやさしくクリアにしてくれます。特に、皮脂や古い角質などによる毛穴の詰まりや肌のくすみを改善する効果が期待されます。
Q&A
Q. スクラブ洗顔は毎日使ってもいいですか?
A. スクラブ洗顔は、洗顔料に配合されているスクラブが古い角質をスッキリと洗い流し、肌をなめらかにしてくれます。 また、古い角質を取ってくれることで、化粧水や美容液などの馴染みもよくなる効果もあります。 ただし、毎日使うと肌に負担がかかってしまうため、週1~2回を目安に使用するのがおすすめです。
Q. スクラブ洗顔の注意点は?
A. 軽くマッサージするように洗います。 ニキビ、湿疹などの異常がある時は、使用しないようにしましょう。 また、洗顔料は目をつぶってスクラブが目に入らないように注意しましょう。
Q. 酵素洗顔とは?
A. 酵素洗顔とは、酵素が入っている洗顔料のことです。 酵素は皮脂やたんぱく質に働きかけて分解するのが特徴で、一般的な洗顔料では取りきれない古くなった角層や角栓、皮脂の詰まりなどに効果的と言われています。
まとめ
敏感肌や肌トラブルを抱える方にとっては、スクラブ不使用の洗顔料が適している場合があります。 いずれにしても、洗浄力が強すぎる製品もあるため、自分の肌質に合ったものを選ぶことがとっても大切!
個人の肌質や好みによって合う合わないがあるため、使用前にパッチテストなどで確認することをおすすめします。