こんにちは。
美肌になりたい!毛穴レスの肌になりたい!
毛穴レスの肌はいつも憧れですよね。 ということで、今日は毛穴ケアの黒ずみ対策について書いてみます。
毛穴の黒ずみとは?
毛穴の黒ずみとは、皮脂や角質、メイクなどが毛穴に詰まって酸化することで、毛穴の開口部分に黒っぽい色素が見える状態を指します。 これは一般的に「ブラックヘッド(黒ずみ)」と呼ばれ、特にTゾーン(額・鼻・あご)などの皮脂分泌が活発な部分に多く見られます。
毛穴の黒ずみは、過剰な皮脂分泌や角質の過剰生成、メイクや汚れの蓄積、紫外線の影響、乾燥などの要因が組み合わさって生じることがあります。
その角質と皮脂(タンパク質)が毛穴に詰まって、酸化して黒くなっている状態を黒ずみといいます。
黒ずみが多いと肌がくすんで見えるため、多くの人が改善を目指してスキンケアやクレンジングを行います。
毛穴の黒ずみの原因とは?
では、なぜ毛穴の黒ずみができるのかについて掘り下げてみたいと思います。
1. 過剰な皮脂分泌
皮脂は毛穴内に溜まりやすく、その中で酸化して黒ずみを生じることがあります。 特にTゾーン(額・鼻・あご)などの皮脂分泌が活発な部分に黒ずみが多く見られることがあります。
2.角質の過剰な生成
皮脂と一緒に角質が詰まりやすくなることで、毛穴が詰まりやすくなります。これにより、毛穴が広がって黒ずみが目立つようになります。
3. メイクや汚れの蓄積
メイクや外部からの汚れが毛穴に詰まると、黒ずみの原因になります。特にメイク落としを十分に行わない場合や、日常的な汚れが溜まりやすい環境にいる場合に、黒ずみが発生しやすくなります。
4. 紫外線の影響
日光による紫外線は肌の老化を促進し、毛穴が目立つ原因になることがあります。紫外線によってメラニン色素が生成されると、肌が黒ずんで見えることがあります。
5. 乾燥
肌が乾燥していると、肌のバリア機能が低下し皮脂の過剰分泌を引き起こすことがあります。その結果、毛穴の詰まりや黒ずみが増える可能性があります。
肌のターンオーバーの乱れと毛穴の黒ずみの関係
皮脂や古い角質(タンパク質)が毛穴のつまりの原因で、それが酸化したものが黒ずみになります。 毛穴の黒ずみと肌のターンオーバーには密接な関係があります。
肌のターンオーバーとは、新しい皮膚細胞が生成されて古い細胞が剥がれ落ちるプロセスを指します。正常なターンオーバーは健康的な肌を保ち、毛穴の黒ずみの改善にもつながります。
角栓による毛穴の黒ずみをケアするには、ターンオーバーを整え、角栓を除去することが大切です。
過剰な皮脂分泌の原因は?
1. ホルモンバランスの変化
性ホルモンのバランスが崩れることで、皮脂腺の活動が増加することがあります。特に思春期や月経周期の変化、妊娠などの生理的な変化が影響を与えることがあります。
2.遺伝的要因
一部の人は遺伝的に皮脂腺が活発な傾向があり、そのために皮脂分泌が過剰になることがあります。
3.ストレス
ストレスや精神的な負荷が高い状況下では、交感神経が刺激されて皮脂分泌が増加することがあります。睡眠不足も肌のターンオーバーの乱れる原因となります。
4.食生活
食生活の乱れや高脂肪・高糖質の食事は、皮脂分泌を促進することがあります。特に食事によって血糖値が急激に上昇すると、皮脂腺の活動が亢進されることが知られています。
5.外部環境の影響
外部の環境要因も皮脂分泌に影響を与えることがあります。例えば、気温や湿度の変化、紫外線の刺激、空気中の汚染物質などが挙げられます。
- 紫外線の影響:日焼けによる刺激が続くと、毛穴の詰まりや黒ずみが生じる可能性があります。
- 老化:年齢とともに肌の新陳代謝が低下し、角質のターンオーバーが遅くなることがあります。その結果、古い角質が溜まりやすくなり、毛穴の黒ずみが生じる可能性があります。
これらの要因が組み合わさって、皮脂分泌が過剰になり毛穴の黒ずみが生じることがあります。
適切なスキンケアや生活習慣の改善を行うことで、皮脂分泌をコントロールし黒ずみを改善することができます。
黒ずみ毛穴対策:クレンジング・洗顔
1. クレンジング
毛穴のつまりや黒ずみケアにおすすめのクレンジングは、バームタイプやオイルタイプです。
いずれも油分によって毛穴の汚れを浮かしてくれるタイプになります。ただし、敏感肌の方には刺激が強く、逆効果となることがあります。
敏感肌や乾燥肌、またナチュラルメイクの方の場合は、ジェルタイプやミルクタイプがおすすめです。
摩擦は肌の乾燥の原因にも。 クレンジングが肌になじんだら、水を含ませて乳化をしてからぬるま湯でしっかりとすすぎます。
使用量を守って、肌を擦らずに優しく汚れを落としましょう。
2.洗顔
過度な洗顔や強い洗顔料の使用は、肌を乾燥させるだけでなく、逆に皮脂の過剰分泌を促進することがあります。これにより、角質の生成が増加し毛穴が詰まりやすくなります。
この毛穴の中にたまった皮脂と古い角質(タンパク質)などが混ざり合ってできたかたまりのことを角栓といいます。
毛穴つまりや黒ずみ毛穴には、角質を除去する働きがあるもの、皮脂分泌を抑えるものなどがおすすめです。
毛穴つまりや黒ずみにおすすめの洗顔は、AHA(アルファヒドロキシ酸)や、BHA(ベータヒドロキシ酸)配合のもの、酵素洗顔などがあります。
- AHA(アルファヒドロキシ酸):グリコール酸、リンゴ酸、クエン酸など
- BHA(ベータヒドロキシ酸):サリチル酸
- 酵素:パパイン、リパーゼなど
- 炭・クレイ
上記のような成分が配合されている製品がおすすめです。
黒ずみ毛穴対策:保湿
適切な保湿も毛穴の黒ずみを改善するポイントです。 肌が乾燥していると、肌のバリア機能が低下し、角質が過剰に生成されやすくなります。乾燥肌の人は特にこの傾向があります。
水分と油分のバランスを整えることで、肌のバリア機能が高まります。軽いテクスチャーの保湿アイテムを選び、毛穴が詰まりにくい肌を作りましょう。
毛穴の奥の汚れや黒ずみ毛穴対策としては、洗顔後にふき取り化粧水を取り入れてみるのも一つです。
【黒ずみ対策のケア方法】
クレンジング⇒洗顔⇒ふき取り化粧水(角質ケア)⇒化粧水(収れんタイプ)⇒美容液など⇒保湿クリーム
1.ふき取り化粧水
ふき取り化粧水とは、トナーなどともいわれ、洗顔では落としきれなかった不要な汚れを落として角質ケアをしてくれるさっぱりタイプです。
洗顔後にコットンに化粧水をつけて優しくふき取ってください。 擦りすぎは肌に逆効果なので注意!
2. 化粧水(収れんタイプ)
そのあとに、収れんタイプの化粧水を使用することで、毛穴を引きしめます。
収れん化粧水とは、余分な皮脂分泌を抑制し、キメを整えながら肌を引きしめる効果があります。 皮脂を抑える成分の配合されているタイプを選ぶといいでしょう。
化粧水や美容液、保湿クリームなどは、肌の水分量を整えるセラミド配合のもの、皮脂を抑えるターンオーバーを正常に整えるビタミンCやナイアシンアミド、レチノールなどが配合されているものを取り入れると角栓予防にいいでしょう。
まとめ
今回は黒ずみ毛穴のケアについて調べてみました。
毛穴のタイプによってもケア方法が異なることがわかりましたが、黒ずみ毛穴にお悩みの場合でも、今回ご紹介した内容がそのまま当てはまるわけではないと思います。
肌質や肌のコンディション、季節によっても人それぞれ変わると思いますので、その時に合ったクレンジングや洗顔、保湿など、その時々で選んでみてくださいね。
毛穴レス肌を一緒に目指しましょう!