こんにちは!皆さんはスクラブ入りの洗顔料を使用されてますか? スクラブ入りの洗顔料は、毛穴ケアや角質ケアに使用することが多いかと思います。
洗顔フォームにスクラブが含まれている製品は、通常、”スクラブ洗顔”や”スクラブ入り洗顔フォーム”などと呼ばれます。
スクラブ入りの洗顔料とは、スクラブという細かい粒子が入った洗顔料のことで、これらの製品は、洗顔と同時に肌の表面から古い角質を取り除くために使用されます。
今回はスクラブ入りの洗顔料について調べてみました。
スクラブとは?
スクラブは、微粒子や粒子が含まれた洗顔剤で、肌の表面をやさしくマッサージすることで古い角質や汚れを取り除きます。 これにより、肌が滑らかで明るくなり、毛穴の詰まりや黒ずみを防ぐ効果があります。
洗顔料に含まれるスクラブは、肌の表面に付着した古い角質や汚れを取り除くために使用される微粒子や粒子のことです。
これらのスクラブは、通常、以下のような材料から作られています。
天然由来のスクラブ素材
- ナッツ殻やフルーツの種
- 米ぬか
- 塩、重曹
- コンニャク、炭
- 乳糖、コンスターチ
合成スクラブ素材
- ポリマー
- プラスチックビーズ
- ポリエチレンなど
このような素材で作られています。
敏感肌や乾燥肌の場合は、刺激の少ないスクラブや、使用頻度を調整した製品を選ぶことが大切です。
また、合成スクラブに含まれる、直径5mm以下のマイクロプラスチックビーズによる生物被害および環境汚染が問題提起されている現状があります。
このような流れから、日本国内の洗剤・化粧品メーカーでもプラスチック性スクラブの使用を中止し、天然由来の素材で作られた環境にやさしいスクラブを配合するなどの対応が取られてきています。
スクラブ洗顔料を使用するメリット
スクラブ洗顔料を使用するメリットとは何でしょうか?以下の点が挙げられます。
1.古い角質や汚れの除去 スクラブ洗顔料は、微粒子や粒子が肌表面をマッサージすることで、古い角質や汚れを効果的に除去します。これにより、肌のキメが整い、透明感がアップします。
2.毛穴の詰まりや黒ずみの改善 スクラブ洗顔料を定期的に使用することで、毛穴の詰まりや黒ずみを改善する効果が期待できます。 古い角質や汚れが取り除かれることで、毛穴が詰まりにくくなります。
3.肌の滑らかさと明るさ スクラブ洗顔料は肌表面をやさしくマッサージすることで、肌が滑らかで明るくなります。これにより、化粧のノリが良くなったり、肌のトーンが均一になったりします。
4.肌の血行促進 スクラブ洗顔料を使用する際のマッサージ効果により、肌の血行が促進されます。これにより、肌の代謝が活性化され、健康的な肌状態を保つことができます。
5.保湿成分の浸透促進 スクラブ洗顔料を使用することで、肌の表面の古い角質が取り除かれるため、後に使う保湿成分の浸透が促進されます。これにより、保湿効果が高まり、肌がしっとりと潤います。
ただし、肌に合わない場合や過剰に使用すると肌トラブルを引き起こす可能性があるため、適切な使用方法と肌の状態を見極めることが重要です。
スクラブ洗顔料を使用するデメリット
スクラブ洗顔料を使用する際のデメリットには以下の点が挙げられます。
1.肌への刺激 スクラブ洗顔料に含まれる微粒子や粒子が肌表面をマッサージすることで、過剰な摩擦が生じる場合があります。これにより、肌への刺激や炎症を引き起こす可能性があります。 特に敏感肌や乾燥肌の方は、刺激に敏感なため注意が必要です。
2.肌の乾燥 スクラブ洗顔料は古い角質や汚れを取り除くため、肌表面の水分や油分も一緒に洗い流される場合があります。その結果、肌が乾燥しやすくなる可能性があります。 乾燥肌の方は特に、洗顔後の保湿ケアを丁寧に行う必要があります。
3.過剰な使用による肌トラブル スクラブ洗顔料を過剰に使用すると、肌のバリア機能が弱まり、肌トラブルを引き起こす可能性があります。例えば、肌荒れや赤み、かぶれなどが起こる場合があります。
4.環境への影響 合成スクラブ素材を含む洗顔料は、マイクロビーズなどの微小プラスチックが含まれている場合があります。これらの微粒子が排水と共に環境に流れ込むことで、水質汚染や生態系への影響を与える可能性があります。
5.過度な依存心 スクラブ洗顔料を定期的に使用することで、肌がスムーズになる感覚や明るさを得られるため、過度に依存してしまうことがあります。しかし、過剰な使用は肌に負担をかけるため、適切な使用頻度を守ることが大切です。
これらのデメリットを踏まえて、スクラブ洗顔料を適切に選んで使用することが肌への負担を軽減し、健康的な肌状態を保つために重要です。
まとめ
スクラブ入りの洗顔料は、毎日使うものではなく、スペシャルケアという扱いのコスメになるかと思います。
角質ケアができるので、正しく使用すれば良いものなのですが、乾燥したり肌を痛めたりすることもあるので、特に乾燥肌や敏感肌の方は使用する際に注意が必要です。
洗顔料を選ぶ際の参考にしてみてください。