【メンズスキンケア】30代〜50代 大人メンズ肌のスキンケアとは?トラブル肌を改善する方法

男性も30代を過ぎると、今まで気にしていなかったシミが出てきたり、毛穴や肌のテカリが気になったりと肌の変化を感じる年齢ですよね。

昨今では、メンズ向けのスキンケアも色々と出てきていますが、今までスキンケアをしたことがないという方も多いのではないでしょうか?

気にはなるものの、どのようなスキンケアをするのがいいのか?とお悩みの方も多いと思います。

そこで、この記事では、30代以降のメンズ肌の悩みや、トラブル肌のスキンケア方法についてご紹介していきたいと思います。

目次

30代〜50代のメンズ肌はどんな悩みがある?

女性でも男性でも30代を過ぎると、お肌の曲がり角と言われるように、様々な肌悩みを感じる方が増えてきます。

個人差はありますが、10代、20代の頃よりも様々な肌トラブルや悩みが出てくると感じられる方が多いのではないでしょうか。

年齢を重ねるごとに肌が老化していくことに加えて、生活習慣やストレスなども影響して肌荒れがしやすくなります。

10代、20代の頃に比べて、下記のような悩みを感じる方が多くなります。                                   30代〜50代のメンズ肌の特徴や肌トラブルについて見ていきましょう。

30代〜50代のメンズ肌の特徴とは?

肌が乾燥しやすくなる

30代を越えると肌の乾燥が気になる方が多くなります。

男性の肌は、女性と比べて皮脂分泌が多い一方で、肌の保水力が少ないと言われています。                             そのため、肌の水分が蒸発しやすく、乾燥してカサカサになりやすいです。

元々の皮下の水分量も女性の半分以下しかなく、うるおい不足になりやすいのです。

肌のテカリが気になる

男性の皮脂の分泌量は女性に比べておよそ2〜3倍多いといわれています。

特におでこや鼻周りのTゾーンは皮脂腺が多いので、ベタつきやテカリが気になる方も多いですよね。

そのため、皮膚がベタつきやすいだけではなく、ニキビや吹き出物などの肌トラブルを起こしやすいのです。

肌のたるみやシミ、シワが気になる

30代を過ぎると、体や肌の代謝が落ち始めてきます。

10代や20代の頃は多少無理しても問題なかったのに、と感じられる方も増えてくる時期です。                        これまでのダメージの蓄積がトラブルとして出てくることも。

また、日々の紫外線やストレス、生活習慣の乱れなどの影響を受けることで、肌のターンオーバーが乱れて、肌のたるみやシミ、シワといった肌トラブルが現れやすくなります。

肌トラブルを改善するには?

肌トラブルを改善してきれいな肌になるためには、まず日々の生活習慣の見直しが大切です。

以下の習慣を見直してみましょう。

充分な睡眠時間を確保する

働き盛りの30代〜50代のメンズの皆さん、しっかりと睡眠を確保できてますか?

就寝中は成長ホルモンが分泌されるので、しっかりと睡眠をとることで肌の新陳代謝を促進してくれます。

肌のターンオーバーが整うことで、荒れた肌の改善が期待できます。                                     22時~翌2時までの4時間は肌のゴールデンタイムといわれています。この時間にできるだけ質の良い睡眠をとるように心がけましょう。

個人差はありますが、約6〜7時間は睡眠時間をとることを目安にしてみてください。

運動する習慣をつける

運動不足になると血行不良になり、肌の新陳代謝が落ちて肌が乾燥してしまいます。

肌が乾燥すると、肌を守るために皮脂を必要以上に分泌しようとするので、テカリや肌トラブルつながってしまいます。                                  

ジョギングなどの有酸素運動などの適度な運動をすることで、体の中の血液の循環が良くなります。                         血液の循環を良くすることで、肌の新陳代謝が活発に

また、適度な運動をすることで血行が良くなり、汗を流すことで肌の表面の角質も柔らかくなります。                  それに伴って、皮脂や老廃物も排出しやすくしてくれることで、肌質の改善にも繋がります。

食生活を見直す

私たちは食事から栄養素を体に取り入れて、体や肌を作っているので、肌トラブルを改善するためには、まず食生活の見直しが必須です。

私たちの体になくてはならない栄養素のうち、エネルギー源となる「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」三大栄養素といいます。

ただし、「脂質と「炭水化物(=糖質)」については、過度に摂取することで、肌トラブルにもつながります。                   体に重要な栄養素ですが、摂り過ぎには注意しましょう。

それぞれの栄養素が摂れる食品を何点かご紹介します。

       

たんぱく質

たんぱく質は、体や肌を作る元となる栄養素です。

卵、魚、肉類、豆類などから摂取することができます。

たんぱく質を摂る際には、できるだけ良質なたんぱく質を取るように心がけましょう。

良質なたんぱく質とは?

必須アミノ酸がバランスよく含まれているたんぱく質のこと

「アミノ酸スコア」と呼ばれるアミノ酸の含有バランスがいい食品は体内での利用効率が良く、余分な老廃物となるものが少ないので、「良質なたんぱく質」と呼ばれます。

たんぱく質 アミノ酸スコアが高い食品・・卵、鶏モモ肉、ぶり、納豆、木綿豆腐など 

脂質

脂質は肉類や魚類、食用油から摂取できます。                                                         構成する脂肪酸によって、摂れる脂質が違うため、身体への影響も異なります。                                         

飽和脂肪酸とは?

乳製品、肉などの動物性脂肪や、パーム油などの植物油脂に多く含まれています。                                    コレステロールを上げる働きがあるため、摂りすぎには注意が必要です。

パーム油は見えない油と呼ばれ、日常的に口に入れているものに使われている可能性が高いです。

パーム油が使われている食品の一例として、インスタントラーメンや冷凍食品、パンや焼菓子などに使われるマーガリン、ポテトチップスやチョコレートといったお菓子などがあります。

似たような働きのトランス脂肪酸も同じく、摂りすぎると、血中総コレステロールが増加し、心筋梗塞をはじめとする循環器疾患のリスクの増加や発がん性が指摘されています。

飽和脂肪酸が多く含まれる食品・・肉類の脂身や鶏肉の皮、ラード、バター、加工食品など

不飽和脂肪酸とは?

炭素間に二重結合をもつ脂肪酸を不飽和脂肪酸といいます。                                    不飽和脂肪酸を豊富に含む食品には、魚介類、ナッツ類、植物油などが挙げられます。

不飽和脂肪酸は、大きく分けて一価不飽和脂肪酸多価不飽和脂肪酸に分類されます。

不飽和脂肪酸の中でも、多価不飽和脂肪酸(n-6系脂肪酸、n-3系脂肪酸は体の中で合成することができないため、食事から摂取する必要があります。

一価不飽和脂肪酸が多く含まれる食品・・オリーブオイルやなたね油などのオレイン酸含有量が多い植物油

多価不飽和脂肪酸(n-6系脂肪酸)が多く含まれる食品・・ごま油やオリーブ油などのリノール酸含有量が多い植物油、まぐろの脂身やイワシ、アーモンドやマカダミアナッツ

多価不飽和脂肪酸(n-3系脂肪酸)が多く含まれる食品・・ラー油、きな粉、ごま、アジ、サバ、イワシ、サンマなどの青魚(α-リノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA))

同じ脂質といっても栄養素が異なります。                                                  できるだけ加工食品は摂りすぎないように意識して、不飽和脂肪酸を摂るように心がけることが大切ですね。

例えば、スナック菓子を食べる代わりにナッツを選ぶ、というように、できることから始めてみましょう。

不飽和脂肪酸にはLDLコレステロールや中性脂肪を下げるはたらきがありますが、脂質は皮脂の分泌量を増加させる働きがあります。                                                                                   過剰に摂り過ぎると肥満や皮脂分泌の増加につながります。                                      

いずれにしても良質な脂質をバランスよく摂取することが大切です。

炭水化物(糖質)

主に、米、パン、麺類などの主食として食べるものから摂ることができます。

その他、果物や砂糖に含まれる糖質も含めて、炭水化物(糖質)は、体のエネルギー源となります。

ただし、糖質は摂りすぎると肥満の原因や肌の老化を招く原因となります。                                            適量を心がけて摂取するようにしましょう。

炭水化物(糖質)が含まれる食品・・米、パン、麺類、果物、イモ類、とうもろこしなど

特に忙しい時には、おにぎりやパンなど糖質のみの食事で済ませてしまうこともありますよね。

特定のものだけを食べる食生活は栄養が偏りやすくなります。                                        バランスの良い食事は1食単位で考えず、1日の中での栄養バランスを考えて食生活を送ってみてください。

主食・主菜・副菜を組み合わせたメニューを心掛けることでバランスよく様々な栄養素が摂取されますよ。

正しいスキンケアをする

近頃はメンズ用スキンケア製品も多く出ていますが、スキンケアは女性がするものだと思われている方もまだまだいらっしゃると思います。

男性でも年齢を重ねるにつれて肌も老化してしまうため、肌トラブルが起きやすくなります。                       
また、生活習慣の乱れなども肌荒れする原因となってしまいます。

男性がスキンケアを取り入れる際には、下記のポイントを意識してみましょう。

洗顔のポイント

  • 洗顔の際はぬるま湯で洗う
  • 洗顔は手で擦らないようにしっかりと泡立てた泡で洗う
  1. まず、洗顔前にしっかりと手を洗いましょう。                                                 その後、32〜34度のぬるま湯で顔を予洗いします。

2. 洗顔料を適量手に取り、しっかりと泡立てます。

手のひらに乗せて逆さまにしても落ちないくらいの泡が目安です。                                       泡立てネットなどを使用すると、しっかりとした泡が素早く作れるのでオススメです。

3. 皮脂の多いおでこや鼻周りのTゾーンを中心に泡を乗せます。

顔全体を手が触れないように泡立てた泡でマッサージするように優しく洗います。                                                

泡立てずに肌を擦るようにして洗うと、摩擦で肌の表面が傷ついたり、必要な皮脂まで洗い流してしまうこともあるので注意しましょう。                                                                          

4. 32〜34度のぬるま湯でしっかりと洗い流します。シャワーを直接顔に当てないようにするのがベスト

生え際やあご下などは流し残しをしやすい場所です。しっかりと洗い流しましょう。

熱いお湯で洗い流すと、肌にとって必要な皮脂まで流れてしまい肌が余計に乾燥してしまいます。                        肌が乾燥すると、肌を守ろうとして過剰に皮脂が分泌されてしまい逆効果となるので要注意!

保湿のポイント

  • 洗顔の後は必ず保湿!
  • 化粧水をつけた後に乳液、クリームなどで蓋をすることも忘れずに

洗顔後は必ず保湿をしましょう

洗顔後の保湿を怠ってしまうと肌が乾燥した状態になります。                                      その肌の乾燥を補おうとして、結果的に皮脂の分泌量が増えてしまう恐れが。

洗顔後には、化粧水でしっかりと保湿することが大切です。

ただ、化粧水だけでは水分が蒸発してしまいますので、その後、乳液やクリームなどで蓋をするようにします

スキンケア製品の選び方

肌質などによって選ぶ製品は異なりますが、メンズ用の化粧水、乳液などのスキンケア製品を選ぶと良いでしょう。                     

なぜなら、メンズ用は女性と比べて皮脂分泌が多く、肌の保水力が少ない男性向けに作られているからです。

女性向けの製品を使用しても問題はないですが、メンズ用よりも油分が多く作られているものが多いので、できればメンズ用を使用しましょう。

色々なスキンケア製品を揃えるのが大変だったり、色々な種類を使うのが面倒という方は、オールインワンタイプを選んでください。

年齢肌が気になる場合は、シミ対策やシワ対策など悩み対策の美容液をプラスで取り入れてみてくださいね。

まとめ

30代を過ぎると肌のトラブルや不調が出てきます。

30代〜50代のメンズ肌は下記のような特徴があります。

上記のような肌トラブルを改善するためには生活習慣の見直しが必要です。

  • しっかりと睡眠をとることで肌の新陳代謝を促進してくれる。
  • 肌のゴールデンタイムと呼ばれる22時~翌2時までの4時間は質の良い睡眠を。
  • 約6〜7時間は睡眠時間をとることを目安に。
  • 運動不足になると血行不良になり、肌の新陳代謝が落ちて肌が乾燥してしまう。
  • 肌が乾燥すると、肌を守るために皮脂を必要以上に分泌しようとするので、テカリや肌トラブル
  • 適度な運動をすることで血行が良くなり、肌質の改善につながる。
  • エネルギー源となる「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」三大栄養素をバランス良く取り入れる。
  • できるだけ良質なたんぱく質を摂る。
  • 脂質魚やナッツなどの良質な脂質を摂るようにして、加工食品をできるだけ控える。
  • 炭水化物(糖質)は摂りすぎると肥満の原因や肌の老化を招く原因となるので、摂りすぎないようにする。
  • 洗顔時は熱すぎず、冷たすぎず32〜34度のぬるま湯で
  • 手が触れないように泡立てた泡でマッサージするように優しく洗う。
  • 洗顔後は必ず保湿する。
  • 化粧水をつけた後に乳液、クリームなどで蓋をする
  • 年齢肌が気になる場合は、年齢肌対策のスキンケアをプラスする。

以上のようなことを気を付けてみてください。

やり続けて変わってくるとうれしいし、モチベーションも上がりますよね。

自分の中で無理なく続けられることを、少しずつでも意識してみて取りいれてみてくださいね。

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